山中新太郎氏の手掛ける建築はモダンかつシンプルなデザインが特徴的です。

建築士山中新太郎に関するサイトのヘッダー画像

山中新太郎とは?

 

山中新太郎氏の研究室

建築家・山中新太郎氏は、1968年に神奈川県鎌倉市で生まれました。
神奈川県立湘南高校を卒業後、日本大学理工学部建築学科に進学・卒業し、東京大学大学院工芸系研究科博士課程修了しています。
一級建築士・工学博士の肩書を有しており、2000年には「山中新太郎建築設計事務所」を設立しました。

 

事務所設立にあたり、「建築には社会や環境を変える力がある」と述べ、「新しい生活や文化を創造するみなさまのサポートをする事務所です」と提言しています。
主な事業内容は、住宅や集合住宅、店舗、公共施設の企画・設計のほか、工事監理、まちづくり・建築に関係する商品開発などを行っています。

 

 

山中新太郎氏の略歴

経歴1968年 神奈川県鎌倉市に生まれる
1992年 日本大学理工学部建築学科卒業
2001年 東京大学大学院工芸系研究科博士課程修了
2000年 山中新太郎建築設計事務所設立
2007年 日本大学理工学部建築学科助教
2013年 日本大学理工学部建築学科准教授

 

主な作品1995年 シリンダーハウス
2000年 神武寺の家
2006年 幸手ハウス
2007年 鵠沼の家
2010年 赤坂レジデンス

 

主な受賞歴2018年 一般財団法人住総研 第16回住総研 研究・実践選奨
2018年 日本建築学会 2018年度日本建築学会賞受賞者
2013年 日本建築学会 2013年建築デザイン発表会 審査員特別賞
2012年 日本建築士会連合会 平成23年 日本建築士会連合会賞 奨励賞
2008年 熊本県宇土市 「くまもとアートポリスプロジェクト公募型プロポーザル「宇土市立宇土小学校」入選
2004年 神奈川県横浜市 「象の鼻地区再整備基本計画設計業務委託」入選
2002年 群馬県邑楽町 「邑楽町役場庁舎等設計者選定住民参加型設計競技」佳作
2000年 日本建築家協会北海道支部 新人賞

 

現在は、山中氏自身が卒業した大学である日本大学理工学部建築学科の准教授として活躍されています。

 

そんな山中氏のデザインポリシーは、

  1. 作り込みすぎない
  2. 空間の骨格をしっかりと作る
  3. シンプルなデザイン
  4. 居住者や周囲の環境を活かす
  5. クライアントに対し資産が生きるデザイン

という5つで、モダンかつ余計な作り込みのない洗練されたデザインが特徴です。

 

 

山中新太郎が手掛けた主な作品

 

山中氏が手掛けた主な作品は、1995年の「シリンダーハウス」にはじまり「神武寺の家」「幸手ハウス」「鵠沼の家」「赤坂レジデンス」などがあります。

 

1995年に発表した、円筒形の建物が斜めに突き刺さったデザインが印象的な「シリンダーハウス」は、2000年に日本建築家協会北海道支部で新人賞を受賞しています。

 

バリアフリーの家に住む女性と車椅子

シリンダーハウスは、家具デザイナー蛯名紀之氏の自邸で、大病を患い車椅子で生活する蛯名氏の母親に対して最大限の配慮がなされた空間に仕上がっているのが特徴です。

 

バリアフリーやユニバーサルデザインの住宅は、デザイン・機能性どちらかに妥協点がみられることがありますが、シリンダーハウスはそのようなことがないよう徹底的に最高のバランスを探っており、「真のユニバーサル機能を備えた住宅」として評価されています。

 

 

デザイナーズ物件は売れない?

 

山中氏のデザインポリシーには、「クライアントに対し資産が生きるデザイン」という点があります。
しかし実際のところ、デザイナーズ物件は不動産投資に向いているのか気になりますよね。

 

まず、デザイナーズ物件のメリットは

 

①デザイン性が高く他の物件と差別化ができる

立地が多少悪くとも、デザイナーズ物件であればその他の物件と差別化できるため、強みとなります。

 

②賃料設定が高めにでき安定して賃貸経営しやすい

普通の物件と比べて、デザイン性の高さという付加価値がつくので賃料を高めに設定でき、安定した賃貸経営がしやすくなります。

 

③資産価値が下がりにくい

デザイナーズ物件は、高級な素材を使い長期間経ってもデザインの魅力を保てる設計になっていることがほとんどなので、資産価値が下がりにくくなります。
そのため、長期保有が可能となり、不動産投資に向いていると言えます。

 

不動産投資をより詳しく調べたい方はこちら

 

次に、デザイナーズ物件のデメリットは

 

①設備の修繕費用がかかる

特殊な材料を使ってデザインにこだわるからこそ、壊れてしまった際に多額の費用がかかる場合があります。

 

②建築コストがかかると利回りに影響

あれもこれもと欲張りすぎてしまうと建築コストが割高になってしまい、利回りが悪くなってしまいます。

 

③空室のリスクも考えられる

過度に個性が出てしまっていると、「デザインはいいけど住みにくい」という意見が出てしまい、逆に入居者が見つかりにくくなるという場合があります。

 

デザイナーズ物件は確かに人気がありますが、“デザイン性”にだけ注視するのではなく、管理コストや購入者ニーズ(住みやすさ)、立地などを考慮したうえで検討しましょう。