エジプトの太陽のピラミッドと月のピラミッドは、謎の多い世界の建築物の代表です。

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世界には理論で語れない建築物もある

 

世界にはル・コルビュジエのユニテ・ダビタシオンや、アルヴァ・アアルトのアカデミア書店のような、魅力的で美しい建築物がたくさん存在します。

 

しかし、中には壮大で生命力を感じなからも、どこか神秘的で謎に包まれた、違った方向で魅力的な建築物もまた我々を建築の世界に引き込むのです。

 

 

万里の長城

 

謎の多い万里の長城

人口世界最多の中国の首都、北京にある神秘的な建築物「万里の長城」は、見ずに北京を語れないほど有名な世界遺産になります。
全長2万キロメートルを超える万里の長城は、実に日本列島のおよそ7倍という長さで、あまりの長さに“龍の背中”と名付けられているほどです。

 

万里の長城は騎馬民族からの襲撃に守るために造られたとされており、その証拠に襲撃が起こる北川の城壁には矢を放つための「やざま(凹凸の切り込み)」が施されています。

 

観光に訪れた際には、その力強さを肌で感じる事ができるでしょう。

 

 

コロッセオ

 

イタリアのローマと言えば、代表的な建築物としてあげられるのが「コロッセオ」です。
広島のマツダスタジアムよりやや大きい位のスケール感ですが、地下やアリーナがあったおかげで収容人数はマツダスタジアム3つ弱ほどの最大8万人と言われています。

 

コロッセオは、時には剣闘士がお互いを傷つけ合い、それを見世物にしていた事で有名です。
年間数千人が命を落としたコロッセオの跡地は、今や大半が壊れてしまっていますが、生命力の強さは損なわれていないパワースポットにもなっています。

 

 

太陽と月のピラミッド

 

スフィンクスとピラミッド

謎の多い建築物の代表的なものと言えば「ピラミッド」でしょう。

 

エジプトには「チチェン・イッツァ」といった謎多きピラミッドが多数ありますが、中でも古代都市テオティワカンにある「月のピラミッド」「太陽のピラミッド」はエジプトでも最も有名なピラミッドです。

 

特に月のピラミッドは、ピラミッドというよりはほとんど“山”です。
2キロメートルも続く頂上までの道のりは、さながら死者が己の行先を案じているかのように見えるため「死者の大通り」と言われています。

 

 

マチュピチュ遺跡

 

マチュピチュ遺跡はペルーの文化遺産として世界で1,2を争うほど有名な「神秘の建築物」になります。
マチュピチュ遺跡にいくために“クスコ”という世界遺産の街から列車を利用する必要があり、たどり着く前から他の建築物より遥かに幻想的な雰囲気に包まれている遺跡になります。

 

特に人気のスポットが「太陽の神殿」と呼ばれる、太陽を信仰するための石の壁に囲まれた場所になります。
中でも太陽の神殿の一番高いところに位置する「太陽をつなぎとめる石」は、建築物としての意味が計り知れないほど神秘的な力を私たちに与えるでしょう。

 

 

建築物の世界は肌で感じて楽しむことも

 

必ずしも建築家を目指しているわけでなくても、世の中には訪れるだけで世界が広がる素晴らしい建築物に溢れています。
まずは神秘や謎という切り口で建築の世界を楽しんでも良いのではないでしょうか。